こんにちは、ユキです。
新卒で大企業のSIerに入社し、現在は大手の業務システムWebアプリケーションを開発しています。
JavaScriptの知識は何を抑えておけばいいの?
JavaScriptは覚えることたくさんあるから基礎知識だけ解説するね。
結論からいうと、JavaScriptでできることやメリットを理解すれば勉強する意欲は湧きます。
JavaScriptはプログラミング言語なので、HTML/CSSと比べて初心者が学ぶには少しハードルが高くなっています。ですが、ここを学ぶと一気にできることが増えますし、ITエンジニアへの最初の一歩を踏み出すことができます。
今回は、JavaScriptでできることやメリットとスムーズに開発できるようになるおすすめのフレームワークを解説していきます。
コーヒーでも飲みながらゆっくり読んでください。
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1: JavaScriptとは
JavaScriptは、HTML/CSSで構成したWebページを操作して動的にすることができるプログラミング言語です。
動的にするというのは、企業のホームページなどでよく目にするスライドショーやボタン操作による色の変化などをすることができるということです。
今まで動かないWebページ(静的なWebページ)だったものに動きをつけることによってユーザーの興味をそそる作品にすることができます。
JavaScriptはフロントエンドで使われる言語です。よくサーバーサイドで扱うJavaと混同されがちですが全く別物なので気をつけてください。
2: JavaScriptでできること
JavaScriptでできることの代表例をあげます。
- スライドショー
- ボタン操作
- ポップアップ
2.1 スライドショー
Webサイトでもよく見かけるスライドショーを作ることができます。
画像が自動で入れ替わり、ユーザーに見せたい情報を短時間にたくさん表示させることができます。
スライドショーにはその場で画像が秒単位で変化する方法や、上下左右に動かすというものもあります。
JavaScriptでは基本となる操作でありながら、ユーザーの満足度を向上できることも予想される機能です。
スライドショーを実装すると聞くと難しく思えるかもしれませんが、割と簡単に実装できるので試してみましょう。
2.2 ボタン操作
ボタン操作はclickイベントというものを使って実装できます。
先ほど記載したスライドショーをボタン操作によって開始/終了させることもできますし、テキストの色変更やスタイル変更なんかもこのイベントで実装できてしまいます。
ボタン操作によってできることは開発者の想像力次第でどこまでも広がっていきます。
個人的にはこの操作がJavaScriptの機能で1番楽しいので実際にやってみてください。
2.3 ポップアップ
ポップアップは、元画面が表示されているまま違う画面を表示したり、エラー・警告メッセージを表示できたりします。
元画面を遷移せずにそのまま違う画面で入力フォームを使用したいという場合とかで役に立ちます。また、エラー・警告メッセージを出して、「その操作はできませんよ」とかをユーザーに視覚的に伝えることもできます。アプリケーション作成ではそのようなことが頻繁に起こるため必須の機能といっても過言ではありません。
ポップアップは大きすぎても邪魔になってしまうので適宜幅や高さを調整しながら実装してみてください。
3: JavaScriptのメリット
JavaScriptのメリットを3つ紹介します。
- 学習コストが低い
- 初心者でもわかりやすい
- 就職・転職に使える
3.1 学習コストが低い
JavaScriptは使用ユーザー数が多いため情報がたくさんあるのが特徴です。
Webサイトなどのフロントエンド開発では必ずといっていいほど使われます。そのため、ネットを見ればたくさんの情報が乗ってますし、自分の再現したい機能も先駆者達が開発しているため見つけやすいでしょう。
私のおすすめはQiitaで情報を集めることですが、このサイトでも適宜情報をアップしていきます。
参考書も充実していて初心者向けに書かれているものも多いです。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版 [ 狩野 祐東 ] 価格:2,728円 |
この参考書も初心者向けにわかりやすく書かれているので参考にしてみてください。
3.2 初心者でもわかりやすい
JavaScriptは、HTML/CSSよりは難易度が少し高いですが、他のプログラミング言語と比べるとわかりやすいプログラミン言語の一つとなっています。
自分がコーディングしたプログラミングをすぐに実際の画面で確認できるため慣れてくるとなんで動いていないかがすぐにわかるためモチベが保ちやすいです。
サーバーサイドの言語であるJavaはある程度の経験者でないとどこでエラーが発生しているかわからないため初心者はまずJavaScriptから学習するのをおすすめします。
これからプログラミングの基礎となっていく、変数の型やメソッド、オブジェクトなどもJavaScriptでしっかりつかんでおきましょう。
3.3 就職・転職に使える
フロントエンド開発者を募集している企業はかなり多いので就職・転職にも有利になってきます。
企業が求めるエンジニアの数は常に足りていません。社会の発展にスキルを持つエンジニアの数が追いついていないのです。
そんな中、JavaScriptというプログラミング言語を武器にできれば他の多くの就活生や転職者との差がつきます。まずはJavaScriptを使用して一つ作品を作ってみましょう。
その作品をポートフォリオに組み込んだりすれば自身のスキルを証明する資産となります。志望理由書や面接にも使えるので活用しない手はないでしょう。
4: おすすめフレームワーク3選
現在は、JavaScriptを扱う際にはフレームワークを使うのが一般的になってきています。
フレームワークはJavaScriptのコーディングを簡単にしてくれたり、Webサイトの表示を高速化してくれたりと非常に役に立ちます。
今回はおすすめのフレームワークを3つ紹介します。
- Vue.js
- Angular.js
- React.js
それでは一つずつ見ていきましょう。
4.1 Vue.js
Vue.jsは、高速でカスタマイズ性の高いアプリケーションを作成することができるフレームワークです。
Angular.jsをよりわかりやすくしたフレームワークで学習する際の情報がたくさん転がっています。なので、学習コストが安く、初心者でも始めやすいフレームワークとなっています。
Vue.jsはシンプルでカスタマイズしやすいです。自分の思い描いたWebアプリケーションを作成することができます。
また、人気がものすごくあるのも特徴です。2014年にリリースされ、フレームワークの中では新参者なのに他のフレームワークの追随を許さないほど使用ユーザーがうなぎのぼりしています。需要が非常にあるため、就職・転職を考えている人にとっては大きな武器になるでしょう。
これからも将来性のある優秀なフレームワークであるといえます。
4.2 Angular
AngularはGoogleが提供しているモダンアプリケーションを開発できるフレームワークです。
モダンアプリケーションとは、一度に数百万のユーザーがアクセスしてきても遅延することなく迅速な応答をすることができるアプリケーションのことを指します。
Googleという世界最高のユーザー数を誇る企業が採用しているだけあって機能性は抜群といえます。Webアプリケーションを一つのページで設計することによって高速化を図る「シングルページアプリケーション」を開発することもできるので開発の幅を広げることもできます。
JavaScriptのフレームワークの中では歴史があり、世界的に最も有名なものです。
少しVue.jsよりは難易度が高いですが、学んでおいて損はないフレームワークといえます。
4.3 React
Reactは、ユーザーインターフェース(UI)を構築するためのJavaScriptライブラリです。
UIとは、ユーザーがWebサイトなどで利用する画面や操作のことです。ReactにはUIの制作に使えるコードがたくさん揃っています。大手SNSであるInstagramやFacebookでも採用されていて注目を集めています。
「一度学習すれば、どこでも使える」をキャッチコピーにしており、Reactと組み合わせると様々に技術に応用が効きます。
サーバーを動かすNode.jsとの併用もでき、一度勉強すればモバイルアプリケーションも作成できます。
企業でも採用されているところが多いためWebアプリケーションを専門的に学習したいという人におすすめのフレームワークとなります。
まとめ
今回は、JavaScriptでできることやメリットとスムーズに開発できるようになるおすすめのフレームワークを解説しました。
JavaScriptは、学習コストも低く初心者でも学びやすいため勉強しておいて損はないプログラミング言語です。フレームワークも豊富なので、自分に合ったものを使ってみてください。
私のおすすめはVue.jsです。
これからもユキのIT教室では初心者・未経験者向けのIT情報を発信していくのでよろしくお願いします。
以上、ユキでした!
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