ChatGPTって何でもできるの?
さすがにできないこともあるんじゃないかな。
こんなふうに考えられる人は賢い人です。この先のAI社会を乗り越えていけます。
今回はChatGPTについて理解を深めるためにChatGPTでできること・できないことについてまとめました。
ChatGPTの便利さ、限界を知ることでAIと共存できる人材になりましょう。
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ChatGPTは何でも答えてくれる?
ChatGPTは質問したことを自動で答えてくれる優秀な検索エンジンAIとして世界中の注目の的になっています。
AIチャットボットとして従来のどんなAIよりも正確に答えを教えてくれて私を含めChatGPTユーザーはとても助かっています。
アクティブユーザーをどんな有名サービスよりもいち早く集めており、100万人達成はわずか5日で行ってしまいました。
日本でもどんどん使う人は増えていっており、2023年以内に知名度はGoogleと同じくらいになると予想されます。
これらの事象からChatGPTは何でもできると錯覚してしまいがちですが、実はそうではありません。
ChatGPTにもできることと、できないことがあります。
まだまだ完全なAIというわけではないので妄信しすぎず、上手に次世代のAIチャットボットChatGPTを使いこなせるようになりましょう。
ChatGPTでできること
この章ではChatGPTでできることを紹介していきます。
私が試してみてできたことを逐次追加していきます。(2023/02/24 バージョン)
- 質疑応答
- 単純なソースコード生成
- 簡単な論文作成
- リクエストに応じた歌詞作成
- テーマを指定して小説作成
質疑応答
ChatGPTは正確に近い質疑応答をしてくれることで有名です。
上記の画像のように質問を入力すればChatGPTはそれに最も適した情報をテキストベースで答えてくれます。
具体的であればあるほど正確性は増し、より自分が欲しい情報を得ることができます。
Googleではこれを「ググり力」ともいいますが、ChatGPTでは仮に「チャット力」とでもいうのでしょうか。
チャット力が高い人ほどAIを使いこなし、情報化社会の最先端に行ける人材だと考えています。
単純なソースコード生成
ChatGPTでは単純なプログラミングのソースコードも生成できてしまいます。
上記では「Java 文字挿入」の簡単なやり方を調べてもらいました。
実際にコードが動くかどうかは自身のローカル環境で実行してみてください。
難しいリファレンスやQiitaなどのコミュニティサイトを読むよりも実装したい機能を早く実現できてしまいます。
初心者でも簡単に機能を実装できるようになり、エンジニアの道に踏み込みやすい世の中になった気がしてきました。
簡単な論文作成
ChatGPTは簡単な論文作成も行ってくれます。
作成してほしい論文を指定してあげれば要約されたテキストを自動で作成します。
プラットフォームを自動で作成できたので、あとは自分のオリジナルな文章を加筆修正すれば簡単な論文は完成するでしょう。
大学生にとっては面倒なレポートを書く時間を削減できるのでとても嬉しいことだと思います。
AIと共存していくことで、自分の本当にやりたいことにリソースを割けるようになりました。
リクエストに応じた歌詞作成
ChatGPTはテーマを指定すればリクエストに応じた素敵な歌詞を書いてくれます。
正直心に響くかは微妙ですが、自動で歌詞を生成できるまで進化したのは時代の進歩といえるでしょう。
この先機械学習が進み、AIが進化すれば「初音ミク」などのボーカロイドの歌詞も全部AIが書いてまう未来がくるかもしれません。
ボカロPという仕事ももしかしたら形態が変化するかも。
テーマを指定して小説作成
ChatGPTはテーマをしてすればリクエストに応じた小説を自動で書いてくれます。
これも歌詞作成と同じく機械的な文章になっています。
小学校の国語の教科書と同じくらいの堅苦しさがありますが、これが柔軟に文章を作成出来たら恐怖です。
2023年現在はAI絵師というものが流行り始めています。これと同じようにAI小説家もできるかもしれません。
「AI~」ができはじめており、AIと共存しなければいけない時代がきています。
ChatGPTでできないこと
この章ではChatGPTでできないことを紹介していきます。
私が試してみてできなかったことを逐次追加していきます。(2023/02/24 バージョン)
- 画像提供
- 応用的なソースコード生成
- 将来予測
画像提供
ChatGPTはテキストベースのAIチャットボットなので画像の提供はできません。
インスタのアイコン画像やブログの背景画像が欲しくても取得できないようになっています。
Googleなどの検索エンジンのように画像を検索することができないため、まだまだシェアを奪われることはなさそうです。
応用的なソースコード生成
ChatGPTは単純なソースコードは生成できても、システムを作成できるような応用的なソースコードの生成はできないようになっています。
なにか自分でシステムを作るときは、勉強をがんばっていくしかなさそうです。
自動でソースコードができるようになれば、作業の負担が一気に減りそうですよね。
将来予測
ChatGPTは将来的な予測はできないようになっています。
機械学習モデルは専門家ではないため、調べれば出てくるような一般的な知識しかありません。
経験に基づいた予測は学習しようがないため、このある特定分野の先専門家の需要が伸びそうですね。
AIは私たちの仕事を奪うのか
AIは私たちの仕事を奪うのかについては何年も前から議論されています。
ここで私の考えを述べさせてもらうと「単純作業の仕事は奪われる」です。
単純作業の仕事は以下のようなものが考えられます。
- 事務作業
- コールセンター
- 接客業
これらは応用の幅が狭く、マニュアルさえあれば誰でもできる仕事です。(この仕事をしている人には怒られるかもしれませんが)
現実問題、事務作業は一部プログラミングで自動化ができ、コールセンターはAI対応の企業も増え、接客はロボットに代わっているお店も見受けられます。
ここからChatGPTの成長によって、あらゆる疑問は自動対応され私たち人間のやることではなくなっていきます。
このようにAIに仕事を奪われないようにするには、AIにできることとできないことを適切に見分けていくことが大切です。
AIにできないこと、、、例えば応用的な知識や専門性はAIにはまだ到達されていません。
自身の得意なスキルを伸ばし、単純作業はAIに任せることによって、AIと共存していかなければならない時代が来ていると感じています。
まとめ
今回はChatGPTでできること・できないことについてまとめました
ChatGPTができないことはまだまだたくさんあります。
これに気づいて上手く使いこなせる人がこの先の時代を生き残ることができるでしょう。
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