こんにちは、ユキです。
新卒で大企業のSIerに入社し、現在は業務システムのWebアプリケーションを開発しています。
ITパスポートでRAIDってやつが出てきたんだけどなんだろう?
簡単にいうと複数のハードディスクのかたまりだよ!
RAIDは簡単にいうと複数のハードディスクのかたまりです。
ITパスポート試験でも頻出の問題なので覚えておきたいですよね。
今回はRAIDについてわかりやすく説明していきます。
コーヒーでも飲みながらゆっくり読み進めてみてください。
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1: RAIDとは
RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせて一つのかたまりにすることで、どこかが壊れても安心して使用できる技術のことです。
具体的にいうと、複数のディスクを一つの仮想的なディスクとして扱います。
「Redundant Array of Inexpensive Disks」(冗長したたくさんの安価なディスク)の略ですね。
直訳の通り信頼性を高めるために冗長化させた安価なディスクです。
2: RAIDの役割
RAIDの役割は主に下記のようなものになります。
- データをたくさん保存する
- データをなくさないようにする
- データの処理を早くする
データ関係に役立っていそうですよね。
2.1 データをたくさん保存する
複数のハードディスクのかたまりにすることによってたくさんデータを保存できるようにします。
いっぱいデータを残したいのに一つのハードディスクだけじゃ足りない!という場合に役立つわけです。
例えば、無印の積み重ねられる収納ボックスを買ったときにもっと収納増やしたいからもう一つ買って積み重ねてしまおうみたいな感じです
2.2 データをなくさないようにする
複数のハードディスクに同じ内容を書き込むことによってデータの信頼性を確保します。
ユキが間違ってコーヒーをハードディスクにこぼして壊してしまったとしても同じ内容の別のハードディスクがあるから安心というわけです。
信頼したいからRAIDにしてしまおうみたいな感覚です。
2.3 データの処理を早くする
複数のハードディスクで一斉にデータを書き込むことで処理を早くします。
例えば、ゲームやりながらYoutubeをみるって効率いい感じしますよね。そんな感覚です。
データの処理が速くなれば作業の負担がグッと減ります。
コンピュータにも人間に優しいRAIDって素敵ですね。
3: RAIDの種類
RAIDには主に6つのレベルがあります。
RAID0(ストライピング) | アクセス性能を向上させる |
RAID1(ミラーリング) | 信頼性を向上させる |
RAID2 | エラー訂正用のハミング符合を付与 |
RAID3 | エラー訂正用のパリティビットを付与 |
RAID4 | ブロック単位でストライピング |
RAID5 | 信頼性、アクセス性能両方高まる |
ハードディスクの組み合わせ方によって名称が変わります。
役割ごとに使用するRAIDは違ってくるので確認しましょう。
いずれ各RAIDの解説もします。お楽しみに。
4: ITパスポートででるRAIDの形式
ITパスポートでは主にRAIDの種類とその特徴についての問題が頻出されます。
特にRAID0(ストライピング)とRAID1(ミラーリング)は頻出といえます。
- RAID0・・・複数のディスクに分散してデータを書き込むことで、アクセス性能を向上させます。
- RAID1・・・同一のデータを2台のディスクに書き込むことで、信頼性を向上させます。
最低でもこの二つだけは覚えて試験に臨みましょう。
まとめ
今回はRAIDについて解説していきました。
RAIDは複数のハードディスクを組み合わせて仮想的な一つのハードディスクにするものなんだなと思っていてください。
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