LPWAとは?学校では教えてくれないIT用語【応用情報技術者編】

こんにちは、ユキです。
新卒で大企業のSIerに入社し、現在は業務システムのWebアプリケーションを開発しています。

ペン子
ペン子

LPWAってなに?暗号?

ユキ
ユキ

暗号みたいだよね。意味は簡単だから安心して!

LPWA (Low Power Wide Area)は少ない電力で広範囲のデータ通信を可能とする無線通信技術です。
応用情報技術者試験でも頻出の問題なので覚えておきたいですよね。

今回はLPWAについて分かりやすく説明していきます。
コーヒーでも飲みながらゆっくり読んでみてください。


1: LPWAとは

LPWAとは、少ない電力で広範囲のデータ無線通信を可能とする技術です。

身近なところでいうと、広く浅い交友関係を持っている人みたいな感じです。
LPWAは最近流行りのIOT (もののインターネット)で使用されている通信方式です。
IOTは家電にも使われているのでみなさんの身近なところでもLPWAの通信方式は使われているかもしれませんね。
また、低コストなので導入がしやすいうのもメリットです。
今後の活躍が期待される技術といえます。

2: LPWAの種類

LPWAには2つの種類があります。

ライセンス系 (セルラー系)国から免許を受けたLTEの周波数帯域を使用している
アンライセンス系 (非セルラー系)免許を必要としない周波数帯域を使用している

どちらも一長一短はありますが、ライセンス系はより広大で高品質な通信が可能、アンライセンス系はより消費電力が小さいなどのメリットがあります。
どっちを使うかは通信するものの用途次第です。
企業が考えるので私たちはあまり気にしなくていいです。

3: LPWAの今後

LPWAの今後はIOTに欠かせない無線通信方式となっていくでしょう。
IOTの通信技術には有名は5Gもありますが、5Gよりも頻繁なメンテナンスは必要としません。
たくさんのデバイスが存在する場合に向いているため、位置情報のトラッキング (追跡)にも使われています。
資材に取り付けての管理や、ペットが逃げ出した時に追いかけるためにも使えます。
社会では、農業、工場、その他管理室などで使用されデータをリアルタイムでモニタリングできます。

まとめ

今回はLPWAについて簡単に解説しました。
LPWAは少ない電力で広範囲のデータ通信を可能とする無線通信技術なんだと思っていてください。
IoTによく使用されるので試験の勉強以外でも覚えておいて損はないですね。