こんにちは、ユキです。
新卒で大企業のSIerに入社し、現在は大手の業務システムWebアプリケーションを開発しています。
CIOってよく出るけどどういう意味なの?
最高情報責任者のことだけど試験に出るところを説明していくね!
企業における最高情報責任者のことをCIOと呼びます。
今回は試験に出題される意味だけに絞って解説していきます。
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1: CIOとは
CIOの正式名称は「Chief Information Officer (最高情報責任者)」です。
企業における情報技術の最高責任者のことで、会社が定めた経営戦略を達成するために情報戦略やIT投資計画を実行していきます。
他の最高責任者であるCEO(最高経営責任者)やCFO(最高財務責任者)と協力して全社的視点から情報化戦略を策定します。
2: CIOの役割
CIOの役割は主に経営戦略と整合性のある情報化戦略を作り上げていくことです。
経営戦略は会社の今後を左右するとても大事な戦略になります。これをITの面でサポートしていくためのものが情報化戦略となります。
したがって、経営戦略と大きくずれる情報化戦略を策定してしまうと会社に大きな赤字をもたらしてしまう危険があるためCIOは経営戦略との整合性を保ったうえで情報化戦略を作り上げていくことが重要となります。
例えば、AIやIOTなどのビジネス価値を上げるためのITサービスを活用したり、情報化資源の投資効果を最適化する計画を考えたりするなどを行なっていきます。
3: 他の覚えておくべき最高責任者
CIOの他に覚えておくべき役職は以下の4つです。
これらは代表的な各役割の最高責任者となります。
意味 | 役割 | |
---|---|---|
CEO | 最高経営責任者 | 経営方針の決定や事業戦略の策定 |
CTO | 最高技術責任者 | 技術戦略の意思決定 |
CFO | 最高財務責任者 | 企業の財務管理 |
COO | 最高執行責任者 | 日々の業務執行の責任 |
まとめ
今回は基本情報技術者でよく出題されるCIOについて解説していきました。
CIOは最高情報責任者で会社の情報技術に関する責任を負う重要な役職です。
これからIT企業で働くことになったらよく聞く用語なので覚えておきましょう。
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