GCPとは?仕組みや使い方を理解しよう【2023年最新版】

GCPとは?仕組みや使い方を理解しよう【2023年最新版】

ペン子
ペン子

GCPを始めたいけど、やり方がわからない。

どうやって進めればいいのか教えてほしいな。

こんな悩みをもっている初心者の方が多いかと思います。
今回はそんな悩みを解消するためにGCPについてまとめました。
GCPの仕組みを知り、実際に使ってみてインフラを構築していきましょう!

ユキのIT教室 自己紹介
本記事はこんな人におすすめ
  • GCP初心者
  • GCPの仕組みを知りたい
  • GCPを使ってインフラを構築したい

スポンサーリンク

GCPとは

GCP

GCP (Google Cloud Platform) は、Googleが提供するクラウドコンピューティングプラットフォームサービスです。
Googleと同じインフラストラクチャでアプリケーション、Webサイト、サービスを構築、導入、拡大することができます。
GCPは、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、データベース、分析、人工知能、開発ツール、セキュリティなどの様々な機能を提供しています。
これらの機能を構築することにより、IT企業のサービスの提供者は、インフラストラクチャ上で動く、機能の開発により注力することができます。
世界中の企業や組織がビジネスの要件に応じてスケーリングしやすい柔軟なクラウドインフラストラクチャを提供することで、ビジネスの成長を促進することがGCPの目的です。

GCPできること

GCP (Google Cloud Platform) でできることは、多岐にわたります。
主に以下のようなことが可能です。

  • スケーラブルなクラウドインフラストラクチャの提供
    → Compute Engineを使用することで、柔軟な仮想マシンインスタンスを作成できます。
  • ストレージオプションの提供
    → Cloud Storageを使用することで、高可用性と耐久性を持ちつつ、データを安全に保存できます。
  • ビッグデータ分析
    → BigQueryは、SQLクエリを使用してペタバイト級のデータを分析できます。

これらのように、GCPは多くのクラウドサービスを構築することで、システムの要件に応じてスケーリングしやすい柔軟なクラウドインフラストラクチャを提供できます。

GCPメリット・デメリット

この章ではGCPの主なメリット・デメリットを紹介します。

メリット

GCPの様々なサービスの効果により、メリットが多数あります。
主なメリット以下のようになっています。

  • Googleの大規模なグローバルネットワークを利用できる
    → 高速かつ信頼性の高いクラウドインフラストラクチャを提供します。
  • スケールアップ、スケールダウンが容易に可能
    → 需要の変化に迅速かつ柔軟に対応し、スケーリングできます。
  • 初期投資が不要
    → 初回クレジット$300が付与されます

デメリット

GCPは多くのメリットを提供する一方で、いくつかのデメリットもあります。
主なデメリットは以下のようになっています。

  • 多くのサービスによる複雑性
    → 複雑なアプリケーションでは、多数のサービスにより構築が困難になることがあります。
  • 料金がかかる
    → 使用量に応じた課金が必要となるため、大量のデータの場合は高額な料金になる可能性があります。
  • 学習コストの増大
    → 様々なサービスがあるため、複数のサービスを構築しようとすると学習コストが増大ししまいます。

これらの問題は、適切な計画や設計・管理をすることで最低限の軽減をすることができます。

スポンサーリンク

GCPの主なサービス

Google Cloud Platform(GCP)は、Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの統合プラットフォームであり、多数のサービスを提供しています。
GCPの主なサービスには以下のようなものがあります。

  • Compute Engine
    → 仮想マシンインスタンスを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)サービス
  • App Engine
    → スケーラブルなWebアプリケーションやモバイルアプリケーションのためのPaaS(Platform as a Service)サービス
  • Kubernetes Engine
    → コンテナオーケストレーションを提供するサービス
  • Cloud Storage
    → オブジェクトストレージを提供するサービス
  • BigQuery
    → 大規模データ処理を行うためのデータウェアハウスサービス

これらの他にもGCPには多数の便利なサービスがあります。
それぞれのサービスは異なる機能を提供しており、構築したいシステムに応じて柔軟に選択することができます。

GCPの始め方

この章ではGCPの始め方を簡単に紹介します。
GCPを始めるためには、以下の手順に従うことができます。

  1. Googleアカウントを作成
    → GCPを使用するには、Googleアカウントの作成が必須です。
  2. GCPコンソールにアクセス
    → GCPコンソールにアクセスするには、「https://console.cloud.google.com/」 にアクセスします。
  3. プロジェクトの作成
    → GCPで作業を開始するために、プロジェクトを作成します。
  4. サービスの有効
    → 必要に応じてGCPのサービスをメニューから有効にします。
  5. リソースの作成
    → GCPで作業するために、必要なリソースを作成します。
  6. ドキュメントの参照
    → GCPに関する使用方法や設定方法に関するドキュメントを必要に応じて参照します。

これらが、GCPを始めるための基本的な手順となります。
初心者の場合は、公式のチュートリアルやクイックスタートガイドなどを活用することをおすすめします。

GCPの使い方

この章ではGCPの主な使い方を紹介します。
以下にGCPの基本的な使い方を三つあげました。

  • アプリケーションのデプロイ
    → GCP上で動作する仮想マシンやコンテナを作成し、アプリケーションをデプロイすることができます。
  • 監視とアラート通知
    → Cloud MonitoringやCloud Loggingなどのサービスを使うことで、リソースの状態を監視できます。
      問題が発生した際にはアラートを受け取ることができます。
  • セキュリティ管理
    → IAM(Identity and Access Management)を使用して、ユーザーのアクセス権限を管理することができます。

これらが、GCPの基本的な使い方になります。
初心者の方で初めてGCPを利用する場合は、まずは初回無料枠を利用して軽く触っていきましょう。

まとめ

今回はGCPについてまとめました。
GCPを利用することでスケーラブルなインフラ構築ができるようになります。
Googleサービスとも連携しているため、GoogleのAPIを利用したい人は積極的に使っていきましょう。