ChatGPTって話題になっているけどどういうツールなんだろう?
私でも使っていけるのかな。
こんな悩みをもっている初心者の方が多いかと思います。
今回はそんな悩みを解消するためにChatGPTの始め方についてまとめました。
ChatGPTとは何かを知り、始め方と使い方を理解して2023年大人気のツールを使っていきましょう!
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ChatGPTとは
ChatGPT(チャットGPT)は、OpenAIが開発した人工知能(AI)の一種です。2023年現在最も優秀な検索エンジンAIとして世界中で人気を集めています。
GPTとは「Generative Pre-trained Transformer」の略称であり、日本語では「生成的な事前訓練された変換器」と訳されます。人間の言語を機械で処理(自然言語処理)するタスクにおいて高いパフォーマンスを発揮する深層学習モデル(ディープニューラルネットワーク)です。
日本での注目が日を追うごとに増しており、大多数の人がChatGPTを利用する未来も近いでしょう。
下記のグラフを見てください。これはユーザー数が100万人を突破したサービスのグラフです。
今までのどんな有名サービスよりもChatGPTは非常に速いスピードでユーザー数を獲得し、常に成長していっています。
そのスピードは私たち人間よりも早いものといえるでしょう。
2023年2月23日現在においては、「月間1億ユーザー」をわずか2カ月で達成したことが正式に発表されました。
この普及度から考えると、ChatGPTはGoogleと並ぶ検索エンジンとして君臨することになりそうです。
これから世界をどんどん改革していくChatGPTの情報は誰よりも早く掴んでいかないと時代に乗り遅れることになるでしょう。
2023年現在のChatGPTでできること
ChatGPTは、多くのテキストデータを学習することによって、人間との会話を模倣しています。実際に人間が解答しているみたいに文章も表現されているため違和感がありません。
そのため、誰でもChatGPTを利用して、疑問や質問を投げかけて解答をもらったり、会話の練習などを行うことができます。ChatGPTは世界中で使われているため多言語に対応しており、日本語でも解答が可能なためとても使いやすいツールになっています。
以下にChatGPTができることの一例を挙げます。
- スピーディーな質疑応答
- 簡単なプログラミングのソースコード生成
- 要約された論文作成
スピーディーな質疑応答
ChatGPTの一番の醍醐味はなんといってもスピーディな質疑応答をしてくれることでしょう。
上記の画像のように質問を投げかければChatGPTはそれに適した情報をテキストベースで答えてくれます。
ざっくりとした情報をすぐに知りたい場合はこれ以上ない検索エンジンといえるでしょう。
今回は「有名ハイブランド 一覧」を調べましたが、内容を問わず答えてくれるためわからないことがあったらとりあえずChatGPTに質問してみましょう。
検索エンジンとして世界一のシェアを誇るGoogleを打ち落とす勢いがある優秀なサービスです。
簡単なプログラミングのソースコード生成
ChatGPTでは簡単なプログラミングのソースコードも質問によっては生成できてしまいます。
上記のような「Java 文字挿入」の簡単なやり方くらいでしたら、自分でがんばって調べなくてもわかりやすく教えてくれます。
難しいリファレンスやQiitaなどのコミュニティサイトよ読まなくてもよくなり、エンジニア初心者の方でもプログラミングが簡単にできるようになる時代がきました。
システムを作成する際に機能を追加したい場合が発生したら、どんどんChatGPTに質問を投げ飛ばしてみてください。
要約された論文作成
ChatGPTは要約された論文作成も行ってくれます。
作成してほしい論文のトピックに「論文を書いてください」と命令をすればテキストを自動で作成します。
構成を自身で考えることなく、ある程度のフォーマットが完成するので、加筆修正を加えれば大学の面倒なレポートくらいならばクリアできてしまいます。
面倒な作業はAIに任せて、自身が必要だと思うことにリソースを割いていきましょう。
わかりやすいChatGPTの始め方
この章ではChatGPTの始め方について解説します。
まずはChatGPT公式ページに飛びましょう。
公式ページに行くと上記のようなページが出てくると思います。
ChatGPTを使うにはピンクのボタンの「TRY CHATGPT」を押すだけです。
それを押すと、アカウントを作るかログインするか聞かれるます。
- アカウント作っていない人
→ 「Sine up」ボタンを押してアカウント登録 - アカウントを持っている人
→ 「Login」ボタンを押してログイン
ログインすると何件かポップアップが表示されるの全部「NEXT」で進んでください。
不安な人は「Google翻訳」で翻訳しながら進めることをおすすめします。
ログインしてポップアップを全部消すと上記のようながめんになります。
ここからChatGPTを使うことができるようになります。
最下部にあるテキスト入力フォームから好きな質問をChatGPTにしてみましょう。
初心者でもできるChatGPTの上手な使い方
ChatGPTは上記の画像の「テキスト入力フォーム」にテキストを入力することで使うことができます。
解答を日本語にしたい場合は、最初にテキスト入力フォームに「日本語」と入力しましょう。
ChatGPTから解答が帰ってきたらそれ以降はそのチャット内では日本語で答えてくれるようになります。
あとはGoogleなどの検索エンジンでいつも調べているように質問を投げかけるだけです。
意図した答えが返ってくるようにするコツは「あなたが日常生活の中で人に質問するときのように投げかける」です。
例えば論文を作成してほしいときに、「死生観 論文作成」と入力すると論文作成の仕方が答えとして帰ってきます。
これでは欲しい情報が得られないので、人間に聞くように「死生観の論文を書いてください」と入力するとAIは質問を理解して自動で論文を作成してくれるようになります。
意識して欲しいのは「人間と同じように接する」ということです。そうすればあなたの要望にAIは素直に答えてくれるでしょう。
ChatGPTを使う際の注意点
ChatGPTを使う際は以下のような点を意識しながら注意してください。
- 情報が正確でない場合がある
- ChatGPTの答えには著作権がある
情報が正確でない場合がある
注意してほしいのが情報が正確ではないという場合もあるという点です。
筆者も何回か違う質問を繰り返しましたが機械学習できていない情報は曖昧で正確性に欠けます。
すべてを鵜吞みにしないように情報の正誤性は自身で確認するように癖をつけましょう。
ChatGPTの答えには著作権がある
ChatGPTの答えにはChatGPTに著作権があります。
答えをそのまま転載したり、公的な場で披露しないようにしましょう。
AIが書いたかどうか判断するAIも開発されてきているので危ない橋を渡らないのようにするのが無難です。
検索エンジン導入によるChatGPTの将来性
ChatGPTに影響でGoogleは終わる?
ChatGPTは検索エンジンのシェアをGoogleから奪い取ろうという動きがあります。
実際に日本でも多くのアクティブユーザー数を獲得してシェアを広げていっています。
ChatGPTを使っている人の中には「Googleは終わる」と言っている人もいます。
しかし、私はそうは思いません。
ChatGPTはテキストベースでしか解答できないようにできないこともまだまだあります。
情報がAIでしか得られなかったらそれこそ昔から危惧されてきた人間はAIに洗脳されるという未来が見えてきてしまいます。
これからChatGPTのユーザーは「ChatGPTを信じすぎてAIに踊らされる人」と「ChatGPTを上手に使いAIと共存する人」の二極化が進むと考えられます。
この記事の読者にはぜひ後者のほうを目指してほしいです。
思考を放棄しないでAIによる情報をうまく使いこなせるような人間になりましょう。
Googleも対抗馬となる「Bard」というAIを開発している
現在Googleは新会話型AI「Bard」を開発中です。
2023年2月23日現在GoogleはChatGPTを開発したOpenAIに出資しているマイクロソフトに劣勢を極めています。
Googleは対抗するために新会話型AI「Bard」をリリースするための準備を最優先に進めている最中です。
Bardが提供する回答を改善するためにGoogle社員に勤務中の2〜4時間を開発に割くよう依頼しています。
まとめ
今回はChatGPTの始め方についてまとめました。
ChatGPTを上手に使いこなしてこれからくるAIとの共存に向けての準備をしていきましょう。
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